クラブ情報

TOPInformation/クラブ情報

歴史研究部 研究発表会結果報告

歴史研究部は11月21日(日)に「日本と世界が出会うまち・堺 2021」研究発表会(主催堺市博物館・大阪大学歴史教育研究会)(協力「日本と世界が出会うまち・堺」プロジェクト研究会・堺ユネスコ協会・高大連携歴史教育研究会)に参加しました。
昨年と同様にZOOM開催で行われ、パワーポイントで約15分間の発表をやりきることができました。

審査基準は以下の5項目で、世界史的な観点や堺の地域史的な観点(日本史)を求められるものです。
①堺や対象地域の歴史の取り上げ方について
②世界史や国際交流の視点について
③研究内容の深さについて
④発表の巧さについて
⑤総合的な評価点

本校の今年のテーマは「戦いの歴史~刀から銃への変遷」でした。文献だけでなく、インターネットで情報を収集し、教員に質問するなど、設定した問題を対して様々なアプローチをすることができました。

<審査委員からの評価>
「堺市の鉄砲に関係する井上家の調査が進んでいるので調査をしてみては」
「火薬を調べるなら東南アジアにも目を向けてほしかった」
「最近、堺市の発掘で鉛が見つかったので興味があれば追っかけてほしい」
「教科書にはポルトガルの種子島に来たのは1543年とあるが、東京大学の先生が1542年と発表されて論争になっている」
「戦における刀の技術史を追っかけても面白いと思います。刀だけでなく、脇差にも着目すれば、もっと視野が広がりますよ」
などと感想やアドバイスを頂けました。

研究発表会の結果は奨励賞でした。実地調査ができない中でよく頑張ってくれました。他校の発表も聞くことで歴史の学びだけでなく、プレゼンテーションの方法も学ぶことができました。現在、実地調査ができていませんが、これを機に文献を読めるように精進していきたいと考えています。今後も応援よろしくお願いいたします。

最後に本年度の研究論集「ばなな~歴史解体新書~」がもうすぐ完成しますので、興味があれば歴史研究部まで。
①
②